指導役の先輩に指導を受ける、当時1年目の私。部署が変わった今でも定期的に相談に乗ってくださいます。
私は経済学科出身の文系で、医学や看護とは全く関係のない学問をしていました。それに加えて常識もないほうだったので、入社時は肝臓とすい臓と腎臓の違いもわからないというありさまでした。
しかし、メディックメディアでの5年間において、医学知識の無さで負い目を感じたことは一度もありません。
わからないことがあっても社内の医師や医学生たちに聞けば教えてくれますし、そもそも専門知識を学習することが編集の仕事の本質ではありません。
それよりもメディックメディアで求められるのは、どうすればユーザーが使いやすくなるかを考える発想力と、企画を実現するのに適切な監修者・執筆者・スタッフといった「人」を集める行動力だと思います。
医学的な知識はあくまで補助的なもの。文系出身でもバリバリ働けます。
今まで私が作ってきた書籍やサービス。自分のやってきた仕事が形に残るので、やりがいを感じられます。
入社時に配属されたのが看護系の編集部だったということもあり、1年目はまず、保健師の国家試験対策本2冊の改訂を任されました。最初は右も左もわからない状態でしたが、指導役の先輩や副編集長に丁寧に指導して頂いたおかげで、本づくりの基礎が自然と身についていきました。
2年目は、上記の2冊を今度は1人で改訂することに。そのうち1冊は構成から見直す大改訂を行いました。
3年目は保健師の改訂に加え、看護模試の作問や新規WEBサービスの立ち上げなどを行いました。3年目になると業務の幅と裁量が一気に広がり、やりがいを感じられる1年となりました。
4年目以降は部署が異動となり、後述の新規プロジェクトを担当しています。
これらはあくまで私の例ですが、段階を踏みつつもどんどん重要な仕事を任されていくので、充実した社会人生活を過ごせていると思います。
先生との打ち合わせを踏まえ、社内で紙面レイアウトを検討中。わかりやすさを徹底的に追求するのがメディックメディアの書籍づくりです。
現在は、『職場の健康がみえる』という企業の衛生管理に関するビジュアルガイドを作成しています。今までメディックメディアは、医療職やそれを目指す学生をターゲットとしてきましたが、『職場の健康がみえる』は企業に勤める一般の方々も読者対象に含めて企画しています。会社として新たな市場に商品を出すため、今までの経験が通用しない部分もあります。そのため、構成段階から四苦八苦でしたが、監修の先生方やずっと一緒に働いてきたアルバイトスタッフさんたちの協力もあり、ようやく完成が見えてきました。日々プレッシャーも感じていますが、「メディックメディアの新時代を自分がつくってやる」くらいの気持ちでラストスパートをかけています。
休日の過ごし方
趣味の友人と過ごしていることが多いです。写真は、みんなでボードゲームをしているところです。基本的には、インドアの趣味です。しかし、流石におなか周りが気になりだしたのでテニスとサイクリングも始めました。